私は仕事を早期リタイアしており時間にゆとりがあるので、ここ5年間、
毎週1日だけボランティア活動に従事しております。
災害時には災害ボランティアもしますし、祭り等の地域行事のボランティア活動にも参加しますが、
基本は独立開業、新規出店アドバイス(助言)、会社経営補助、既存店舗の立て直しを、
無償で引き受けるボランティア活動を行っております。
元々は私が早期リタイアした後に経営者仲間から
「暇なら社外取締役として来てほしい」
と頼まれて、
「いや、仕事はもうしたくないし経営助言ならボランティアでやるよ」
という私の返答から始まりました。
それが他の経営者仲間に広がり、気が付けばみんなの相談役みたいになってしまい、
今に至ります。
中小企業、零細企業の経営者は皆さん、家族がいても友達がいても従業員がいても、
基本孤独ですので私のように気兼ねなく対等に仕事やトラブルの相談や、
グチをこぼせる相手は重宝されます。
自分で経営するのと違い、他人様に助言する為には最低限の法律知識も必要となりますので、
ボランティア活動の為に民法を中心に勉強し直し、行政書士試験と宅建試験にも合格しました。

中途半端にお金を貰うとそれは業務になるので、5年間一度たりとも、
1円すら受け取った事がありません。
無償の奉仕、ボランティアにこそ意味があると思っているからです。
お金が欲しいなら他人様の経営助言するより自分で出店した方が何倍も簡単に儲かりますしね。
ボランティアに拘る、その理由を説明するのに有名な面白い話があります。
『弁護士に、薄謝(30ドル)で困窮者への相談業務を依頼したところほとんどがNOと回答しました。
しかし、ボランティア(無料)で困窮者への相談業務を依頼したところ、多くの弁護士がYESと回答しました』
という実験結果です。
要するに一定の経済的余裕のある人は「市場規範」と「社会規範」の二つの判断基準を持っており、
薄謝(微報酬)なら請けない仕事であっても、ボランティア(無報酬)なら受けるのです。
社会的に正しい事を無報酬で行い、褒め称えられ、感謝される事が人は大好きなのですね(笑)
経済的にも時間的にも余裕がある人は、
基本的な欲『食欲、金銭欲、物欲、色欲、権力欲、睡眠欲』は満たされている方が多いので、
次に『名誉欲』が欲しくなり、社会貢献やボランティアを好む人が多いのです。
私も微報酬を貰うよりも、ボランティアで他人様のお役に立ち、
感謝され『名誉欲』が満たされる方が大好きなので、
毎週ボランティア活動を続けております。
ただ残念ながら私は『名誉欲』以上に『賭博欲』の方が強いようで、
そのせいで悠々自適人生も破綻しそうですが(笑)
あと、働かずに毎日家にいると社会との疎外感を感じるので、
ボランティアを通して週に1日だけでも、
色んな人と接する事で社会とのリアルな繋がりを保っていけるというメリットもあります(笑)
また、自分が経営者だと日々の店舗運営業務は面白くないルーチンワークになりますが、
他人様への助言は毎回新しい事に取り組むので非常に面白いです。
そして不思議なものでして、他人様に感謝される行い(ボランティア等)をしていると、
自分にも全く違う形で良い出来事、幸せな出来事が返ってくる事が多いような気がします。
人生とは本当に不思議なものですね(笑)
『情けは人の為ならず』私の好きな諺です。
ボランティア活動なんかでなくても、高齢者や妊婦さんへ席を譲る、
女性が重い荷物を運んでいるのを手伝ってあげる、
困っている人を助けてあげる、どんな些細な事でも良いと思うのです。
他人様の為に何かを無償で奉仕出来る心の余裕のある人、
それが例え『名誉欲』の為であったとしても、
そういった行為を自然と出来る優しい人が私は大好きです。
最後になりましたが、この記事を読んでくださっているツイッターのフォロワー様には、
いつも多くのリツイート、いいね、返信、応援、助言を頂き心から感謝しておいます。
お返しと言ってはなんですが、私の持っている知識でフォロワー様の役に立つ企業秘密情報(?)を、
今後ブログにて公開していこうかなと思っております。
次回は【店舗経営の技術、女性を口説く技術】の記事でも書こうかなと思います。
(注:経営者仲間や友人、紹介者で手いっぱいで新規の助言ボランティアは引き受けられませんのでご了承ください)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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tag : 大先生 ボランティア 名誉欲 情けは人の為ならず